春のゴールデンウィーク以降、今度ニューヨークに行くあるいは行きたいという連絡をもらうことが増えた。今回は、どこに行ったほうがいい?と聞かれた時に私が個人的におすすめしたい場所を一挙公開。
グランドセントラルターミナル(中央駅)
ベタかもしれないけれど、グランドセントラルははずせない。到着したばかりの移民、足早に通勤するニューヨーカーや興奮気味の観光客など、あらゆる人たちが発する怒涛のエネルギーを全身に感じて自分もどこかへ「出発」したくなる不思議な場所。
ニューヨーク公共図書館本館
中央駅から2ブロックほどのブライアントパークに隣接するマンハッタンのランドマーク。人混みやスマートフォンに疲れた時は、2階のテーブルと椅子がある部屋でぼーっとするといい。入場料無料。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)
ミッドタウンにある美術館。ニューヨークには、メトロポリタン美術館や自然史博物館などいろいろなミュージアムがあってどこへ行こうか迷ってしまうけれど、ここは抜群に居心地が良い。とてもニューヨークを感じる場所。
STRAND BOOK STORE (ストランド書店)
以前マンハッタンを歩いているときに、カッコいいおじいちゃんに道案内してもらったことがある。彼が持っている袋が可愛かったので褒めたら、ここで本を買って読むのが好きなんだと教えてくれた。新書と古書の両方を扱っている。グレート・ギャッツビーの初版本を見つけたこともある。わくわくする品揃え。
BOWERY (バワリー地区)
日本の東京に「バワリーキッチン」という好きなお店があって、同じ名前のせいか雰囲気が似ている気がする。チャイナタウンとリトルイタリーの間あたりに位置していて歩いているといつの間にか国や文化の境界線を越えているのが面白くて、つい行ったり来たりしてしまう。散歩におすすめ。
アメリカ料理のShopsin’s (ショプシンズ)
食でアメリカやニューヨークを感じたいなら迷わずここへ。少し変わったメニュー名にそぐわないお料理はどれもパンチが効いているのに食べるとほっとする正統派アメリカン。客に対して注文をつける伝説の店主「ケニー・ショプシン」が作ったお店。今はロウワーイーストサイド地区(おいしいお店が集まっている)に移転し息子さんが後を継いでいる。ドキュメンタリー“I Like Killing Flies(私は蝿を殺すのが好き)”も必見。
te company(テカンパニー)
緑豊かでエレガントな人々が行き交うグリニッジヴィレッジ地区の中心に佇む、こぢんまりとした台湾茶のお店。お茶のワークショップも行っている。ほろほろ崩れるショートブレッドやパイナップルケーキと一緒に香り高いお茶をいただくと、ほっこりした気持ちに。
village vanguard(ヴィレッジヴァンガード)
テカンパニーから2ブロックほど歩いたところにある、ニューヨークを代表するジャズクラブ。お酒を飲みながらただ音楽を楽しんでも良いし、お腹が空いたらハンバーガーを頼むのもよし。夜のニューヨークには危険がいっぱいなので帰り道は気をつけて。
おわりに
タイムズスクエアやセントラルパーク、自由の女神にブロードウェイなど、ニューヨークといえばここという場所は、それこそ訪れる人の数だけ限りなくあると思う。今回紹介した場所はすべて、私が半年間に訪れてみて、そこにいる人たちが自由で個性的で、でもあたたかい感じもあって何だか雰囲気がいいなと思ったところだ。これからニューヨークを訪れる人に、たくさんの良い出会いがありますように。